2005年04月26日

弱点なら(小ネタその2)

「新法王は忘れっぽいのが弱点」兄が語る



[ベルリン 25日 ロイター] 物をどこに置いたかすぐに忘れてしまう? 心配は無用。新しい法王ですら、しばしば物をなくしてしまうそうだから。新法王ベネディクトの兄、ゲオルグ・ラツィンガーさん(81)は日曜日、ドイツのBild am Sonntag紙のインタビューで、新法王の欠点は忘れっぽいところだと語った。





ドン:ときどき般若心経も忘れるらしいね。



ツウ:根本的に宗教が違うよ!そんな根っこから忘れないと思うぞ!



ドン:先日も「はてさて、何を比べるんじゃったかのう・・・」って。



ツウ:コンクラーペ!ていうか日本語でボケないだろ!



ドン:前法王の遺体が無くなって探していたら自分の額に乗っていたらしいね。



ツウ:そんな老眼鏡みたいに前法王の遺体を取り扱うわけないだろ!いいかげんにしろ!



おしまい。
posted by 鈍ツウ at 21:01| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース漫才 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

ブーブー(小ネタその1)

ニュースの小ネタ3連発。こんなにエキサイトのトラックバックばかりするんだったらエキサイトブログに引っ越したほうが良いのではないだろうかと3分ほど自問自答。



チリ航空会社はペルーを“ブタ小屋”扱いしている!とペルー激怒



[リマ(ペルー) 22日 ロイター] チリのラン航空が機内放映したビデオがペルーの国会議員の怒りを買った。この30分ビデオのなかでは、ペルーの街角で男性が小便をし、道はゴミだらけ、子ども達はバスの後ろにしがみついている様子が映し出されていて、国会議員は「ペルーが“豚小屋”のように表現されている」と非難しているのだ。





ドン:これは航空会社が機内で流したビデオですけど。



ツウ:まあ、実際のビデオを見てみないと何とも言えないけどね。



ドン:でも、ペルーの議員がブーブー文句を言ってますよ。



ツウ:「ブーブー」なんて言うと本当にブタみたいだろ!



ドン:お詫びに航空会社が議員に真珠をあげようとしたら似合わなかったらしいね。



ツウ:ブタに真珠かよ!



ドン:最近のペルーの家はレンガでできているからあんな簡単に吹き飛ばないって抗議したそうですよ。



ツウ:それは「3匹の子ぶた」だろ!いいかげんにしろ!



おしまい。
posted by 鈍ツウ at 20:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース漫才 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月23日

これが外交に及ぼす影響は?(オススメ!)

ペニスの大きさでは中国人は西洋人にタメを張る!?



[香港 21日 ロイター] 中国人はペニスの大きさに劣等感を持つ必要はない。香港で行われた調査によると、香港の男性のペニスは世界の他の場所の男性に比べて十分基準に達していることがわかったのだ。





ドン:これはもう日本は公式に中国に謝罪するしかないでしょう。



ツウ:何をだよ!アソコの大きさに関して日中間で認識の差でもあったのかよ!



ドン:もう、いさぎよく「まいりました」と頭を下げるしかないと思うんですよね。



ツウ:この時期にそんなことをするとかえって反感を買うからやめたほうがいいって!



ドン:教科書も書き換えなくちゃだめですね。



ツウ:なんでだよ!意図的に教科書から「日本人はアレが小さい」って言う部分を削除していたのかよ!



ドン:それから日本の常任理事国入りの話もパーでしょうね。



ツウ:関係ないだろ!常任理事国に入るにはアソコの大きさが必要なのかよ!



ドン:だって日本がこの大きさのまま常任理事国に入っても0.3票ぐらいしかもらえませんよ。



ツウ:どういう比重で票を振り分けているんだよ!



ドン:このまま日本が常任理事国の会議に出てもブカブカですよ。



ツウ:何がブカブカなんだよ!常任理事国はいったい何を装着させられて会議しているんだよ!



ドン:でも、これで今度は日本がODAをもらう立場になりますから。



ツウ:何に対する援助かわからないだろ!このお金でアソコを大きくしなさいなんて屈辱的でいらないよ!



ドン:逆にテロの危機は去ったと言えるでしょね。



ツウ:今まで何を狙われていたんだよ!



ドン:それから週明けの株価は落ちますので気をつけてくださいね。



ツウ:市場に対する影響まで大きいのか?



ドン:ただ時間外取引に対抗するために夜中はちょっと小さくするという手がありますけどね。



ツウ:なるほど、市場が開く朝になれば大きくなるからね、って!そんなポイズン・ピルにはつきあってられないからやめさせてもらう!



終わり
posted by 鈍ツウ at 02:34| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース漫才 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月21日

脚本家への道(2)(人気の記事)

脚本家への道(2)「老舗旅館の朝は早い」



(ナレーション)老舗旅館の朝は早い。従業員全員が集まる朝の顔合わせが行われるためである。女将は板場と番頭にテキパキと指示を出した後、仲居さん達を集めて挨拶の練習を行う。今日も女将の後に続いて仲居さん達が声をあわせて復唱する声が従業員棟の広間に響く。




女将「いらっしゃいませ」

仲居「いらっしゃいませ」



女将「ありがとうございました」

仲居「ありがとうございました」



女将「お部屋に案内させていただきます」

仲居「お部屋に案内させていただきます」



女将「非常口はこちらになっております」

仲居「非常口はこちらになっております」



女将「お夕食をお持ちしました」

仲居「お夕食をお持ちしました」



女将「お客さん、ひとり旅でいらっしゃいますか?」

仲居「お客さん、ひとり旅でいらっしゃいますか?」



女将「ええ、その昔、平家の落ち武者がこの土地に身を隠したと言われています。」

仲居「ええ、その昔、平家の落ち武者がこの土地に身を隠したと言われています。」



女将「あのお屋敷ですか?昔はたくさんの人を雇っていたそうですが。」

仲居「あのお屋敷ですか?昔はたくさんの人を雇っていたそうですが。」



女将「ただ、先代が亡くなってからは相続争いが絶えませんで。」

仲居「ただ、先代が亡くなってからは相続争いが絶えませんで。」



女将「その、たった一人の娘さんも東京に行ったまま行方がしれないそうです。」

仲居「その、たった一人の娘さんも東京に行ったまま行方がしれないそうです。」



女将「確かにあのお屋敷に関しては変な噂が・・・いえ、今の話は聞かなかったことにしてくださいね。」

仲居「確かにあのお屋敷に関しては変な噂が・・・いえ、今の話は聞かなかったことにしてくださいね。」



女将「そういえば先週もお客さんと同じ事を聞きに来た人がいました。」

仲居「そういえば先週もお客さんと同じ事を聞きに来た人がいました。」



女将「背の高い男の人と黒メガネの二人組で、やっぱりあのお屋敷のことを聞かれました。」

仲居「背の高い男の人と黒メガネの二人組で、やっぱりあのお屋敷のことを聞かれました。」



女将「もしかしてお客さん、探偵さん?」

仲居「もしかしてお客さん、探偵さん?」



女将「へえ、大学で民俗学を研究していらっしゃるんですか。」

仲居「へえ、大学で民俗学を研究していらっしゃるんですか。」



女将「あーあ、あたしもこんな田舎じゃなくて東京のホテルで働きたいなー。」

仲居「あーあ、あたしもこんな田舎じゃなくて東京のホテルで働きたいなー。」



女将「いっけない。またどこで油を売っていたんだって叱られちゃう。」

仲居「いっけない。またどこで油を売っていたんだって叱られちゃう。」



女将「あたし幸恵って言います。何かこの土地で困ったことがあったらいつでも連絡してくださいね。」

仲居「あたし幸恵って言います。何かこの土地で困ったことがあったらいつでも連絡してくださいね。」





(ナレーション)・・・・老舗旅館の朝は早い。




(了)


posted by 鈍ツウ at 17:48| Comment(2) | TrackBack(0) | オススメ記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月19日

何とコカインがアレに!

警察の倉庫に眠るコカインが砂糖に変身



[ワルシャワ 18日 ロイター] ポーランドの検察は、警察の倉庫で20キロのコカインが同量の砂糖にすりかえられていた事件を捜査中だ。警察が月曜日に発表した。犯罪取締を担当する中央捜査局の広報担当者によれば、この入れ替え事件は、警察が数年前に押収され裁判で証拠として使われた品を処分しようとした際に発覚した。「警官たちはドラッグが何かおかしな様子をしているのに気がつき、処分を中止しました。粉がコカインではないのではという疑いは、事実その通りだったのです」






ドン:先日の手作り潜水艦に続いてまたも麻薬のニュースですよ。



ツウ:本当にヘンなニュースが多いな。これも砂糖に変わっていたというんだから不思議だよな。



ドン:一説によるとアリの巣を手入れしたときに押収したものではないかと言われてますよね。



ツウ:言われてないよ!なんで警察がアリの砂糖を取り締まらなくちゃいけないんだよ!



ドン:「白い粉の持つ甘い誘惑に負けないように」って女王アリが呼びかけたんですけど。



ツウ:別に砂糖はアリの世界で違法なモノじゃないだろ!



ドン:「疲れが取れる」って言われて働きアリもつい手を出しちゃって。



ツウ:覚醒剤か!ブルーカラーから蔓延させようとする手口か!



ドン:でも、この事件は結局警察の管理体制に問題があるんですよ。



ツウ:まあね。警察内部の犯行の可能性もあるんだけど、いったいどんな保管状態だったんだろうな。



ドン:保管するときには小分けにしてスティックタイプの使いきりにしておけばいいんですよ。



ツウ:それじゃますます砂糖だろ!まぎらわしくて危ないよ!



ドン:新妻「塩はブタさん、コショウはカエル、コカインはカバの入れ物だから間違えないでね!」



ツウ:わけのわからないことを言うなよ!食卓に並べる調味料みたいに分けても意味がないだろ!



ドン:母親「シャブ中が入ってくるからコカインこぼしたら掃除機かけとくのよー」



ツウ:砂糖をこぼしてアリが来るみたいに軽く言うなよ!



ドン:・・・まあ結局僕が言いたかったのは、アリだけに限りなく容疑はクロ(黒)に近いということでね。・・・



ツウ:・・・・・・・



ドン:白アリかよ!



ツウ:何も言ってないだろ!もうやってられないからやめさせてもらう!



終わり


posted by 鈍ツウ at 17:54| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース漫才 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月07日

脚本家への道(1)

しばらくはブログサーバーのアップグレードで更新できません。また来週お会いしましょう。本日のネタは「脚本」です。





場面:大きな屋敷の中の広い日本間で一人の老人が床に伏せている。彼を取り囲むように多数の人々が集まって老人を見ている。





老人:
・・・皆、集まっておるか?光子、定雄、伸也、それに孫達も揃っているようじゃな。秘書の安川はおるか?安川、今後の財閥の行く末に関しての詳細は遺書とともにこの弁護士の緑川先生に渡してあるから後を頼んだぞ。



老人は呼吸が苦しそうに時折小さくゼイゼイと喉を鳴らしていた。





老人:
・・・さて、中村警部。そしてお若い刑事さん。どうやら私の命もそう長くはないようなので、ここにすべてをお話させていただこうと思う。・・・そう、この事件のすべてをお話するときが来たようだ。(家族の方を向き直り)お前達もよく聞いておくがよい。



小さくどよめく一同。静寂の中、ヒグラシの鳴き声が遠くから聞こえてくる。





老人:
・・・私はこの忌まわしい事件のすべてを知っておる。もちろん、静恵が犯人でないことも最初からわかっていたし、消えた手文庫の行方に関しても知っている。そして私はここで起こった数々の殺人事件の本当の犯人を知っておる。・・・何故このような災いがこの木島家に起きたのであろう。それは戦争と、家族への愛と、そしていくつかの偶然が重なって起きた悪夢だったのだ。すべてを話すためにはまずこの木島家の歴史から話さなくてはなるまい。・・・それは戦後間もない昭和21年のことだった。復員してきた私は暑い夏の木曽路を抜けて生家を目指して歩いておった。・・・新緑がとてもきれいだったのを不思議なくらい鮮明に覚えておる。自分が生きてかえってきたことが信じられなかったが、自然の香りと初夏の風をこの身に受けてはじめて自分が生きていることを実感したものだった。そうそう、引き揚げ船でもらったシラミがとてもかゆく、ときどき道端で休んでは体をかいていたっけのう。それにしても鮮やかな木々だった。今になってあの山々の緑がこんなにも
ウッ!く、苦しい!



胸をかきむしり苦しむ老人。急に力が抜けてバッタリと横を向く。主治医がやってきて脈をとるが首を横に振り、臨終の時間を告げる。



光子:お父さん!

孫達:おじいちゃーん!

定雄:オヤジ!

伸也:父さん!

警部:木島さん、犯人は誰なんですか!畜生!なんてこった!



全員が布団のそばに駆け寄り、老人に呼びかけたがすでに遅かった。静寂の中、光子のすすり泣く声だけが聞こえてくる。すると、突然、秘書の安川が布団のそばを離れ、全員の方を向いて畳に額をつけてひれ伏した。



安川:申し訳ございません!



唖然とする一同。続いて安川の声。



安川:生前から会長はプレゼンテーションが苦手で、
持ち時間を上手に使うのがヘタでした!ご覧の通り、余計な話しをはさんでは時間が足りなくなることが多かったので、私としても会長に何度か社内研修のプレゼンテーション講座を受講するようにとすすめていたのですが、会長はいつも来月には受けると言ってはノラリクラリと逃げる始末。・・・こんなことなら首にナワをつけてでも・・・ククククッ(泣)



憮然としてたちあがり部屋を出ていく中村警部と刑事。それに続いて次々に怒って出ていく一同。夕日の差し込んできた部屋には老人の遺体と泣き伏せる安川が残され、遠くのヒグラシの泣き声はまだ続いている。安川、小さな声で「せめて私がストップウォッチを持ってきていれば・・」と泣きながらつぶやいている。ヒグラシの声が少しずつ遠ざかっていく。




(了)
posted by 鈍ツウ at 00:50| Comment(0) | TrackBack(0) | オススメ記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月05日

先生!(僕らの青春は質問だらけ)

「オーラルセックスはセックスに入らない」米10代の性意識調査



[シカゴ 4日 ロイター] アメリカの10代の若者のうち5人に1人はオーラルセックスの経験がある。また、若者の一部は、オーラルセックスはセックスのうちに入らず、性器の挿入よりも危険が少ないと考えていることが調査でわかった。





ドン:こういうことは学校でキチンと教えればいいんですよ。



ツウ:そうか?教えるにしても定義自体も難しいぞ。



ドン:生徒も積極的に「先生!オーラルはセックスに入りますか?」



ツウ:遠足のオヤツの定義を確認するみたいに聞くなよ。



ドン:違いますよ、遠足の時は「先生!バナナはアレに入りますか?」でしょ?



ツウ:なんか卑猥だから「アレ」とか言わないでちゃんと「オヤツ」って言えよ!



ドン:すみません、それじゃあ「先生!バナナはアソコに入りますか?」って言えばいいですか?



ツウ:そっちの代名詞の方がもっと悪いだろ!



ドン:「先生!縦笛やピアニカもオーラルセックスですか?」



ツウ:絶対違うよ!無知にもほどがあるだろ!14歳に聞いたアンケートだぞ。



ドン:14歳ぐらいならとにかくドンドン青春の疑問をぶつけていけばいいんですって。



ツウ:まあ、確かに何にでも疑問を持つことは青春の特権だけどね。



ドン:「先生!オーラルセックスは常にセックスという大人社会からのはみ出しモノですか?」



ツウ:何をわざと青春っぽい雰囲気で聞いているんだよ!



ドン:「先生!俺達だけでオーラルセックスのために卒業式をやってやろうと思うのですが先生も参加してくれませんか?」



ツウ:だから意味のない青春路線をやめろよ!



ドン:「夢を叶えられなかった僕らはアメリカン・ドリームの敗残者として墓碑銘にその名を刻まれますか?」



ツウ:オーラルとまったく関係ないだろ!



ドン:で、さすがにこれだけ質問するとオーラルだけに先生も開いた口がふさがらないと。



ツウ:いや、全然うまくないし。





おしまい


posted by 鈍ツウ at 18:28| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース漫才 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月03日

迷信深いルーマニア

迷信深いルーマニア



[ブカレスト 2日 ロイター] ルーマニアのサッカーチームの熱狂的なファンが、宿敵チーム・ファウルコンスタンツァを倒すために、深夜のサッカースタジアムに忍び込み、鶏を焼き払い猫の葬式をした。この狂信的なファンたちは、秘密の儀式をすることで地元チームに幸運をもたらす呪文をかけたという。



ドン:だから日本のW杯予選もこれくらいやらないとダメなんですよ。



ツウ:とは言ってもどんなことをすればいいのかなあ。



ドン:例えば相手チームの監督のゲタの鼻緒を切れやすくしておくとか。



ツウ:ゲタなんて履いてこないよ!確かに鼻緒が切れると不吉だけども。



ドン:それから変わり雛のジーコ雛人形を早めに片付けるとか。



ツウ:嫁入りの心配じゃないんだから!そんな事でドイツに行き遅れないとかありえないだろ!



ドン:なるべくスタジアムの西の方でイエローカードをもらうとか。



ツウ:風水かよ!



ドン:スタジアムの会場警備も「ガーディアン・念じる」に任せますから。



ツウ:どんなNPOだよ!今日は短いけどもうお前とはやってられないからやめさせてもらう!



おしまい。


posted by 鈍ツウ at 16:53| Comment(0) | TrackBack(0) | ニュース漫才 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年04月02日

架空バンドの架空CDライナーノーツ(1)

CDのライナーノーツ(1)



ティミッドカワーズ

コンプリート・レア・トラックス




ティミッドカワーズファン待望のレアトラック集がついにリリースされた。今までアルバムに納められていなかったテイクやスタジオでのセッションも含まれているため、解散後のティミッドカワーズを振り返る貴重な資料としての役割も高い一枚となるであろう。解散して10年あまりが経過するが、いまだに彼らのファンは増えつづけ、カワーズを聴いて育った若いミュージシャンが続々と登場している現在、このアルバムの持つ意味はとても大きいと思う。以下にアルバムに納められている曲を解説していく。





1.アイ・シュド・ハヴ・セッド・チキン!(PORTER/REDMOND)

デビューアルバム「ピクルス抜きで」に納められていたこの軽快なナンバーでアルバムは幕を開ける。サビの部分でベースのバリーがコーラスに参加しているところが正式なテイクとは違う。演奏終了後に「下のパートでハモったつもりなんだけどとか言いわけしてるんじゃねえよ!」というプロデューサの罵倒がそのままおさめられている。



2.君がほしいと思うもの全てが僕が今からそうしようとするすべて(PORTER/REDMOND)

カワーズのご機嫌なアップテンポのチューン。しかしこのテイクでは後半のホーンが入っていない。ところでファンの間では周知の事実だが、あのナーバス・ファット・ブラザーズがこの歌のアンサーソングとして「テル・ミー・トゥワイス」というナンバーをリリースしている。この「君がほしい・・・」の中でアランが「いったい僕らの自由はどこに行ってしまったんだろう?」と問いかけたのに対して「今朝食べちゃったでしょ、おじいちゃん」とファット・ブラザーズが答えている。



3.恋するアンラッキーガイ(PORTER/REDMOND)

ほとんど正式なリリースと同じテイクだが、曲が終わった後にジェフが「スタジオのドアを開けて」とプロデューサーに懇願している声が入っている。当時は一曲完全に録音できるまで昼食抜きだったというエピソードはおそらくこのテイクから判明したもの。アランが「また漏らしちゃうかもしれない」と言っているのでトイレにも行けなかったのだろう。



4.フリーって言ってもノミの方のフリーだから(PORTER/REDMOND)

初期の別テイクなのだが、これを聴くと当初はミドルテンポの曲だったことがわかる。ちなみにこの曲に出てくる「マーリーン」という主人公の女性の名前はアランの隣人の女性が飼っていた犬に種付けをしたペットショップの主人がよく行くパブの向かいにあるアパートに出入りしているクリーニング業者の下請けのマネージャの愛人からとったもの。



5.ビー・アフレイド(PORTER/REDMOND)

曲が始まる前のセッション部分から納められている珍しい音源。メンバーが適当にブルースをジャムっていると突然ジェフが「アラン、マーズ(下積み時代に出演していたクラブの名前)時代のあのナンバーを演ろうじゃないか。」と言う。するとアランが「オーケー、ジェフ。・・・♪ひとつでたホイのヨサホイのホイ♪・・」と歌い出してメンバーの演奏が始まっていくところが感動を誘う。懐かしい昔を思い出して演奏のグルーブが高まっていく様子がうかがえるファン垂涎の音源。





(いつか続く)
posted by 鈍ツウ at 12:33| Comment(2) | TrackBack(0) | オススメ記事 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。